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男は流しで、おわんを洗い終えると、布きんを持って、

テーブルに戻った。「うっ~・・・・・ん!?」

ラーメンがテーブルの上に落ちていたような気がした

のだが、と男は一瞬思ったが、ちょと間があり、テー

ブルを拭いた。 

ゴキブリはテーブルの裏にいた。ラーメンが消化するま

で、ピーンと触覚と足を伸ばして、しばらくここで休む

ことにした。


「行って来ます!!」 ドアにカギをかけると、男は3

時から夜の11時までの警備の仕事に出かけた。女はテ

レビを見ていた。頭が枕にめり込んでいた。最後のスナ

ック菓子は袋から直接、口に転がり落ちて行った。


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【2007/04/23 18:46 】 | 未分類 | コメント(2) | トラックバック(0)
ダメ亭主、つつみ荘に住む。
 不動産屋のオヤジ、四朗はケーキの残りを蟻にあげていた。 

 ガラガラとガラス戸が開くと、ヒョロットした頭の毛の薄く

 なった、気の弱そうな男が立っていた。50歳手前か?
 
 その後ろにボテッとしたカエルのようなおばちゃんが立って

 いた。
 
 「表に張ってある・・・3LDKで4万のアパート・・」

 「ありがとうございます。ご案内します。車ですか?」

 「いえ・・・」

 「近くですから歩いていきましょう。」
 
   
 
   

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大金持ち
【2006/11/21 19:25 】 | 未分類 | コメント(2) | トラックバック(0)
条件
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【2006/03/10 21:08 】 | 未分類 | コメント(5) | トラックバック(0)
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